下肢静脈瘤の原因・予防

下肢静脈瘤の原因は?

下肢静脈瘤の原因は?下肢静脈瘤の直接の原因は、静脈弁の機能低下や破壊です。
足の静脈は、心臓から遠い位置にあり、かつ重力への大きな抵抗を強いられます。下から上へと血液が流れる際、その逆流が起こらないように足の静脈にはいくつかの弁がついています。ただ、以下のような要因によって、静脈弁の機能が低下したり、破壊されてしまうと、血液は足の静脈に滞留し、ボコボコとした血管やコブを形成してしまうのです。

加齢・体質

加齢によって血管の柔軟性が失われることで、静脈の弁が壊れてしまうことがあります。
また、高身長の人は静脈が長いために、高体重の人は足への負担が増加するために、それぞれ下肢静脈瘤のリスクが高くなると言われています。

環境要因

立ちっぱなし・座りっぱなしの仕事に従事する人(美容師・理容師・看護師・料理人・レジ係・事務員など)は、ふくらはぎの筋肉の働きが低下し、下肢静脈瘤になりやすいと言われています。
また、脚に大きな負担のかかるスポーツ(マラソン、バスケットボール、バレーボールなど)を本格的に行っている人も、下肢静脈瘤のリスクが高くなると言われています。

性別

下肢静脈瘤は、男性よりも女性での頻度が高い病気です。これは、相対的に男性よりも筋力が低いことが主な原因だと言われています。
その他、妊娠に伴い黄体ホルモンが増加して弁が壊れる、妊娠時に腹部の静脈が圧迫されて足の静脈瘤に影響するといったことから、下肢静脈瘤を発症するケースもあります。これも、女性特有の発症メカニズムです。

遺伝

血縁者に下肢静脈瘤の方がいる場合には、そうでない場合と比べて、先天的な発症リスクが高くなると言われています。

下肢静脈瘤を予防するには?

遺伝、性別、加齢、高身長などについては対策ができませんが、以下のような方法によって、発症のリスクを下げることが可能です。

弾性ストッキングの着用

弾性ストッキングの着用脚を適切な力で圧迫することで、血液の滞留と血管の拡張が抑制されます。医療用の弾性ストッキングは、血流の逆流を防ぐために特殊な編み方がなされています。サイズ、形状など、ご自身に合ったものを使用することで、下肢静脈瘤の予防において非常に重要な役割を果たします。

弾性ストッキングについて
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立ちっぱなし・座りっぱなしを避け、簡単な運動を取り入れる

長時間の立ちっぱなし・座りっぱなしは下肢静脈瘤の環境要因となります。
とは言え、仕事柄避けられないというケースも多いかと思います。ちょっとした時間に、脚の曲げ伸ばし、かかと上げ、下肢のストレッチ・マッサージなどを取り入れましょう。

継続的な下肢の運動

継続的な下肢の運動下肢筋肉を使う適度な運動によって、血液の流れを改善することができます。
リンパ浮腫に対しては、弾性ストッキングを着用した理学療法が有効と言われています。

寝るときの姿勢を工夫する

就寝時には、クッション、余っている布団などを利用し、足を少し高くすることで、下肢静脈の血流改善が期待できます。この際、膝を少し曲げておくことで、効果が高まります。ですので、クッションなどは、ふくらはぎから足首のあいだに置くようにするとよいでしょう。

無理のないダイエット

高体重は、下肢静脈瘤のリスク要因となります。食事と運動に気をつけた、無理のないダイエットで肥満を解消しましょう。

予防のための食事

ルチン、ビタミンB群、ビタミンD

血管の壁を強化し、血管の拡張を防いでくれます。
ブルーベリー、紫芋などに多く含まれています。

アントシアニン、MMP阻害剤

静脈瘤の発生素因を阻害してくれます。
豚肉、うなぎなどに豊富に含まれています。

ビタミンC、ビタミンE、カテキン、βカロテン、リコピン

血管の炎症・ダメージを抑制してくれます。
果物、アボカド、トマト、緑茶などに多く含まれています。

食物繊維

静脈圧を下げることで、静脈瘤を予防します。
大豆、キノコ類、ワカメなどに豊富に含まれています。

EPA/DHA、アリシン、カプサイシン、サポニン、フノラン、シングノール、ペクチン

血液がサラサラになり、下肢静脈の血流が改善します。
青魚、唐辛子などに多く含まれています。

ロズマリン酸 プロメライン

下肢静脈瘤の症状(痛み、むくみ、重い感じ)を改善してくれます。
玉ねぎ、ローズマリーに多く含まれています。

ハルカス川崎クリニック 完全予約制 TEL.06-6623-0236梅田E-MA川崎クリニック 完全予約制 TEL.06-6225-8080
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